前向きの憂鬱

徒然なるままに

白鷺

今日の白鷺。昨日見た時よりもきれいになっていた。周りには誰もいない。一人しかいない。

凛とした姿。しかし、まだきれいになれる。そう言い聞かせてみた。

きれいになりたいという思いで羽を整える。整える羽が時々散らばりながら運命を助長していくかのよう。散歩途中アオサギが近くにいたがそんなものはどうでもいい。河原にいる彼女にしか興味がないし、それ以外は二番手だ。

片羽がきれいになった。彼女は満足しているかのようだった。まだ上があるのにもかかわらず。でも今日の精いっぱいと生きている彼女を応援したい。まだ始まったばかりだ。おれは鷹、彼女は白鷺。二対のつがいはこれからもお互いに前に進む。